アヴェ・マリアー永遠の愛ー

私のアヴェ・マリアー永遠の愛ーは、売れ行きは、いいみたいです。
どこのレコード店でも、在庫切れ状態になってしまい、今は、注文みたいです。
(楽器店が、卸売り業者に注文かけています。来週には、また入ります。)

やはり、1年間、心して吟味した意味がありました。
計画は、2年前からです。
(このアルバムを出す前は、涙、涙の長い日々がありました。)

ピアニストにとっては、たった一日のことですが、
(なかなか見えないところかもしれませんが)
音大生の時から、ずっとイメージを描いてきて、
アヴェ・マリアは、もう、数え切れないくらい歌ってきた。
アヴェ・マリアを歌って、自分自身も心で泣いてきたし、
友人や知人、大切な人の大切な場面をたくさん、みてきた。
それらを、全部、集約したアルバムだものね。

アルバム一枚出すことって、ものすごく、大変なこと。
タイミングもあるのだけど、お金と時間との戦い。

このアルバムの最後の最後の
直前には、三越本店のプロデューサーの方に曲の順番を決めてもらった。
なんと半日前に、最後の結論が変わった。

そして、工場に送ってからも、どうしても妥協できなくて摩り替えた。
翌日の早朝になんとか間に合わせた。

私は、欲張らずに、自分の名刺代わりになる、
アルバムでいいと思っていた。

強い販売網とか、営業力が、かかわっていないのにも関わらず、
売れているのは、
キャッチフレーズや、
吟味したカバー曲が入っていたからだと思う。

実は、生のコンサートのライブの方が、100倍断然いいのかもしれないけど、
必ず、みんなが興味持つ名曲をたくさん、入れた。
それが、よかったのだと思う。