レターセット


静原

いったい、この人生で、何通と手紙書いてきたのだろう。
短い人生の中で、書いた手紙の量とは、すごい数であり、家には、コレクションのすごい量のレターセットがある。

社交辞令の手紙から真実を訴えかける手紙まで。

他には季節の挨拶、いろいろあります。

海外から恩師への手紙というのもあります。

最近は、メイルが主流ですが、ものすごい周期で移り変わる社会の中での、最後の心の伝達手段は、最後は、手紙しかないと思います。

やはり、メイルというのは、ボタンひとつで消去が出来ますから。。私自身も、そのような関係を信頼できる関係とは思っていないし、非常に利己的な関係だと思っています。

受け取った手紙の量も、ものすごい量・・振り返ってみれば、今では、もう関係のない人や、解けていく雪のように自然消滅してしまった人・・あるいは、きらいになってしまった人・・今でも、好きな人・・
感謝している人・・

そして、ありがとうの手紙・・

どんなに時代が進んでも、時代の流れにのることは大切ですが、時代の流れにのった上での伝統や歴史であり、また、反対に時代の周期にのりすぎて、自分自身の軸足を見失うこともよくないことだと思います。それは、結局、時代に振り回されているだけですから。

手紙は、いつの時代でも、永遠ですね。