千姫絵姿


太閤秀吉の死後、関ヶ原の戦いを経て政権は豊臣から徳川へ。家康の孫娘・千姫は七歳で秀頼に輿入れした。政略結婚とはいえ両家の和睦に心を砕く千姫。だが、大坂の陣で秀頼と淀殿は自刃し、豊臣家は滅亡する。その後、千姫本多忠刻に再嫁し、束の間の幸せな日々を送っていたが…。晩年、俗世との縁を絶つ。時代の狭間で運命に翻弄され続けた一女性を活写。

千姫絵姿」  澤田ふじ子


裏表紙から。。。

太閤秀吉の死後、関が原の戦いを経て政権は豊臣から徳川へ。
家康の孫娘・千姫は七歳で秀頼に輿入れした。
政略結婚とはいえ両家の和睦に心を砕く千姫
だが、大阪の陣で秀頼と淀殿は自刃し、豊臣家は滅亡する。
その後、千姫本多忠刻に再嫁し、つかの間の幸せな日々を送っていたが・・・。
晩年、俗世との縁を断つ。
時代の狭間で運命に翻弄され続けた一女性を活写!


家康の孫娘・千姫の生涯を語った小説です。


時代もの結構好きです。

自分で結婚する相手を決められなかった時代に、
政略結婚で結婚させられたにもかかわらず、
嫁ぎ先のために忠実に努力している女性に感心させられます。


昔の女性は、ほんとに忍耐忍耐で、頑張っていたんですよね。偉いですよね。

たとえ好きな人と結婚しても、
お姑さんとか、お舅さんとかと合わなかったりしたら、
きっと我慢できなくなりそう。

山崎豊子の「女系家族」と似た因縁があります。そういえば、小泉総理も、女系家族なんですよね。ここだけの話ですが、分かるような気がします・・