5月18日 紀尾井ホール ソプラノリサイタル アヴェ・マリアー永遠の愛ー



5月18日、紀尾井ホールで、私のソプラノリサイタルを、とうとう開催致します。

この不況の時代、一流といわれる会社の何億円もの赤字、
相次ぐ悲しい出来事が多い中ですが、
楽家として、それらを押し切って、やります。
今の、世の中の流れに逆らうようですが、何事も勇気と忍耐です。
覚悟は決めました。
決定する過程で
去年、300人ホールのオペラシティのリサイタルホールから、
800人ホールの紀尾井ホールは、上げすぎだろう。とも言われました。

なんせ2倍以上のキャパですから。

ちょっと、今は、寝てもさめてもいられない状態ですが、

もう、後にはひけません。涙

ずっと、ここのホールで何時の日か、リサイタルがやりたいと思っていました。

紀尾井ホールは、格というか・・・そのようなものがあるのですね。
世界の一流が来日公演なさっていて、音響共に、申し分がないコンサートホール。
そして、中身も格だけはない、全てが計算されていて、エントランスから音響から、
楽屋から、全ては備わっている本当に、素晴らしいホール。

客席で聞いていても、音が温かく、空気に伝わってきて

楽屋にしても、全てが、芸術家のために、出来ているのですね。

ホールの重厚感で、帰るときは、いつも、幸せな気持ちになれるのです。


はじめはオーケストラを入れる予定やフィンランドから北欧人ピアニストを来日させる話やらも、ありましたが、
最終的には、今までの人間関係や信頼関係を信じることにしました。

そこにも多少の不安はありますが、
クラシック世界のキャリアではなくて、
世の中でいうステイタスでなくて、
私に関わった時間や、
私が感動したもの、
最後の最後まで、迷いましたが
私と、たまたま接点があったものを大切にしようと今回は思ったのでした。

ここ半年間の人間関係ですが、どの方も私を支えてくださり、
夢を希望を与えてくださいました。
本当に、感謝です。

私は、大きいもの、近道だと思われるものよりも、
今回は、あえて、小さくて、近道でないものを選ぶことにしました。

タイトルも、アヴェ・マリアー永遠の愛ーです。

やはり、声楽家として、ソプラノ歌手として、アヴェ・マリアは、最初で最後で行き着く曲だと思うのです。
また、人間の原点というか、聖書がある時代から、人間が求めているもの、
天上の世界に戻っていくものとして、
ソプラノ歌手として、生きていくには、それを歌い上げようと・・・

ちなみに、CDのタイトルも同じです。あえて、同じにしました。
誰しもが思い、経験したことなどをテーマにした、普遍的な曲ばかりを集めました。
解り易いと思います。

どうぞ皆様、宜しくお願い致します!

YOKO-MARIA ソプラノ・リサイタル アヴェ・マリアー永遠の愛ー

YOKO-MARIA(ヨーコマリア)(SOP) 小林真人(p)針谷理恵(p) 柳隼一(p)