音楽と私 

昨日は、銀座のアットホームコンサートでした。
あ、写真を撮り忘れたのが残念・・・・・・・・・

朗読もありの、他ジャンルもありの、何でもありのコンサートでした。

8歳年下の後輩の理恵ちゃんも、本当に、よくやってくれました。
私にしてみては、本当によく出来すぎた後輩です。
私にたりないところを、補ってくれるのですね。ほんとうに・・
彼女のお母さんまで、受付をやってくださって、本当に感謝です。

天才ピアニスト小林真人さまのピアノソロは、素晴らしかったです。
なんだか音が違うのですね・・・
今までは、舞台裏か録音でしか聞いたことなくて、アーティストとして同じ舞台上で音を組み合わせる立場だったので。(アーティスト同士なんて、そんなものです。)
実は、ちゃんと生で聞いたのははじめてだったのですね。

八ヶ岳の高原を吹き渡る風、あの丘、の「薫風」、
また、今まで出会ってきた友人や、支えてきた方に感謝の気持ちをこめて の「愛する人へ」 でした・・

なんだか、こころに染み渡りました。

その他に「赤とんぼ」「千の風になって」「アヴェ・マリア」「ニューシネマ・パラダイス」なども演奏しました。新しい世界への新たなるチャレンジです。
また、「なんちゃってクラシック」が、ふいんき でていて、とてもいい感じ・・・
お客様からも、カッチーニの「アヴェ・マリア」が泣けてきたと言っていただけました・・・

また、9ヶ月ぶりに、あの曲を歌いました。

実は、ここだけの話なのですが、
クラシック音楽の頂点を極めるべく、半年前の世界大会に出場したことのオプションは、他分野との出会いでした。

あの出会いがなければ、今の私の人間関係はつくられてはないといっても過言ではありません。それは、いい意味でも悪い意味でも、恐らく、私にとっていいものをもたらしたことは間違いありません。あれから、あちらこちらで、依頼を受けるようになり、それは、新たなる世界を広げるきっかけにもなりました。そして、思いもかけない大きな世界との出会いもありました。

そこから、少し、クラシックでない大きな業界を垣間見るようになりました。
私にとって、チャイコフスキー国際コンクール世界大会のクラシックの頂点を極める過程で知り合った人は、他分野との出会い、自分の新たなる能力との出会いでした。

サントリーホールでも、あのような純粋に音楽にまい進している時の出会いがあるとは思わなかった。
ブレスがはじまるときで、舞台裏から、わくわくドキドキしたものでした。
その時に、客席に理恵ちゃんもいたのね。

9ヶ月間の間に、こんなもいろいろなことにチャレンジしてきたのね。

だんだんと、年齢的にも若手を教え、育てる立場になりつつありますが、
今のところ、音楽が一番、大切みたいです。

音楽は、国境を越えるというものですが、
音楽は、全てを超えるのだなと思いました。

これは、私の経験値ですが、
会話があっても、音楽の調和がとれてない場合は、一瞬にして終わります。
逆に、会話があわなくても、音楽の調和がとれていれば、次はあります。
やはり、音楽は理屈ではないのですね。
音楽を愛しているということが分かります。