命 再生

ある大作曲家の方の曲に詩をつけました。命 再生 です。

先生の曲を聴くと、とても楽になれます。純粋に音楽に身を委ねることができます。そう・・宇宙の中にいるような気分になり、苦しみや悲しみが緩和されるのです。
やはり、素晴らしい音楽には、素晴らしい詩がつきます。

そして、はじめに聞いたときのインスピレーションは、私の中で溢れ出します。神様から与えられた言葉のように。

そして、必ず、音楽や人間の第1印象は、必ず当たります。
その感性や気持ち、感が与えられたときに、書き留めておかないと、2度とその大切な第1回目に感じたこと、感動を再現することができません。

私は、基本的にクラシック歌手なんです・・。感情を押し殺し、規則やルールを守る世界にいてでこそ、気持ちを純化して出来ること・・

最近の私の周りには、素晴らしい方が多すぎて・・


命 再生

大地が揺れ 途絶えた水 崩れた道  落ちた橋  
ちぎれた鉄路 つぶれた家 
 砕けた夢  消えた命


貴方が愛したこの街だから
命与えて救う
貴方が愛した人達がいるから
共に力合わせて立ち上がり生きて行きたいのです


 貴方が生まれ 貴方が生きる 貴方が笑い 貴方泣く
  私がいて 私が助け 
 貴方と共に 生きて行く  


貴方が愛したこの街だから 
命与えて救う
貴方を愛した人達がいるから、
共に心合わせ光掲げ生きて行きたいのです



愛のテーマがすき。壮大なオーケストラの宇宙と、あの広い世界に飛び出すときのエネルギー、何度聞いても感動するし、悲しみが吹き飛ぶし、深い愛がある・人間に近い歌心があるのでしょう。神様から言葉をいただけるような気がする。

遥かな旅のはては、「愛」について、書いた詩です。

やはり時代のつくった先駆者の先生です。大きな宇宙の中の深い愛なんです。
苦しみも悲しみも、俗世の悩みを超越した天地創造の世界です。
宇宙が始まる世界の時の音楽です。闇から光へ・・遥かな旅のはてには、最後、大きな優しい深い愛が存在するのでしょうね。さだまさしさんのアルバムを聞いていても、さだまさしさんは庶民的な曲だけど、渡辺先生の曲の時、目が覚めた。なんか、やっぱり愛がある。心があたたかくなる。

あの時代のモーツァルト、バッハは、今の時代は、映画音楽や壮大な歴史ものスクリーンで情景が浮かぶような音楽にいっているのでしょうね。

MHKの大河ドラマやドラマスペシャル、連続ドラマ小説で一世風靡をなさり、今でも、もちろん一世風靡をなさられていますが、宇宙が始まるときの音楽です。時を越えた音楽です。なんと心の広い大きな愛を知っている方。
私は、ずっと長い間、ヨーロッパとか北欧、東欧で勉強してきたけど、
まだまだ、私のクラシック業界の、遥かな旅は続きます。

そして詩をつけて、歌手である以上、その曲を歌うことができる自分は幸せ・・です。