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ロシア人の教授に伴奏していただくのに、夕鶴ー鶴の恩返しーの日本の昔話を伝えました。楽譜に、書き込みました。また、日本民謡のさくらさくら の意味も、ロシア語で説明しました。

日本のもの悲しさ、もののあはれの境地を、どうロシア人に伝えたらよいのでしょう・・日本人の心を表現するのには、難しい。

我々は、素晴らしい外国文化を伝授する代わりに、日本の素晴らしい文化も外国に伝えないといけないのですね。

ちなみに、ヨルマ・ヒュンニネン先生は、「一流は何でもできないといけない。」とおっしゃられます。
歌曲もオペラの分野でも・・勿論、どの外国語、どのジャンルにおいても。

一つのことを極めるために、他のことも出来ないといけない、
一つのことを極めるために、一つのことにこだわってはいけない。とおっしゃられます。
そう・・それだからこそ、オペラ、歌曲、ドイツ歌曲においても、またタンゴや幅広いジャンルにおいても一流なのだと思います。