音楽と絵画のコラボレーション3













続きです。とてもあたたかいアットホームなコンサートでした。
私は、生まれてはじめて、詩を朗読しました!

ちなみに、上から先生の絵です。

対談の時間もありました。

入りきらないほどのお客さんの数で、どうしてもということで階段に何人かが座りました。

司会者の先生の娘さんです。


NHKスペシャルドラマの「届かなかった手紙」の ピアノヴァージョンの伴奏をバックに朗読した時、
感動のあまり皆さん静まり返り、会場のあちこちから、すすり泣きが聞こえました。

一部は「人生とは遥かな旅」
二部「私は風」


生まれてはじめての朗読でした・・私、この年になるまで、日本語で歌ったことなかったし、朗読したこともなかった。外国語のクラシックの形式の徒弟制度の社会から出ることがなかった数十年間の既成概念の壁が崩れ去る瞬間でした。

身近な方がたは、このような感じなものに感動するのだと思いました。

しかも、高貴な外国文化の中に、ふと、こういう日本語の歌や詩がはいると、お客さんは安心して、その曲のよさがひきたつそうです。

でも、それは、音楽の友ホールの時のリサイタルでも、日比谷公会堂の時も感じました。
外国歌曲の中で、ふと、古き良き日本の情緒の日本歌曲を入れたときに、日本歌曲のよさがものすごく引き立ったり、長いクラシックの演奏の後に、ふと違うジャンルを入れると、全く違う空気が流れて、その曲がよさがすごく引き立つのですよね。

ただ、はじめから最後まで、日本歌曲だけだったりしたら、日本歌曲のありがたみがわからなくなるのですよね。それは、ジャズでも新しい音楽でもいえることですが。

特に、45分くらいクラシックで飛ばしたあとに、ふと、ロマンチックな曲が流れると、とても、素敵な感じになるみたい。(たぶん、逆も言えると思います。長時間のジャズ演奏の中に、重厚なクラシックがふと入ると、ものすごく重厚なクラシックのよさがひきたつと思います。)

こんな日がくるなんて、思わなかった。
それにしても、今回のプログラム・・
ちょっと、涙です。・・

本当に・・言葉に出来ません。